ブラジル代表のチームメイトであるチアゴ・シウバが移籍を進言か

　イングランド1部チェルシーは、フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）のブラジル代表FWネイマールへの関心が報じられている。そうしたなか、英紙「デイリー・エクスプレス」は、クラブ内にネイマールと連絡を取っている“秘密の代理人”がいると伝えた。

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　PSGで背番号10を着けるネイマールだが、クラブでの立ち位置に不満を抱えており、今夏にも退団するのではないかと報じられている。2017年にスペイン1部FCバルセロナからPSGへ2億ユーロ（約284億円）の移籍金で移籍したネイマールだが、チームの最大の目標であるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇を成し遂げることはできていない。

　暗に自身のことを示すようなPSGのナサル・アル・ケライフィ会長の発言によって、退団を検討していると言われるネイマールだが、ブラジル代表のチームメイトでもあり、PSGでも一緒にプレーしていたDFチアゴ・シウバ（チェルシー）は、「チェルシーに来るべきだね。それが実現したら、最高だ。彼は何もコメントする必要はない。今のところ、僕は何も知れないが、それが実現することを願っているよ」と語った。

　フランス紙「ル・パリジャン」によれば、「シルバはこれまでにも、ネイマールに対してチェルシー移籍を舞台裏で勧めていた」と報じており、ブラジル代表のアタッカーの加入を熱望しているという。

　イタリア1部インテルにベルギー代表FWロメル・ルカクをレンタルで放出したチェルシーは、攻撃陣の再構築に出ており、現在はマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリング、リーズに所属するブラジル代表FWラフィーニャにも関心を示していると報じられている。

　過去にもネイマール獲得に動いたとされるチェルシーだが、チアゴ・シウバの存在は、念願のブラジル人アタッカー獲得を実現させることになるだろうか。