ジェズス、スターリング、ルカクとともにネイマールの名前が挙がる

　スペイン1部レアル・マドリードは2021-22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）とリーガ・エスパニョーラを制し、2冠を達成した。22-23シーズンに向け、フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に失敗したが、フロレンティーノ・ペレス会長には、世界中の名選手から“逆オファー”があるようだ。レアル・マドリード専門メディア「Defensa Central」は、「ペレス会長がオファーを受けた4人のスター」という特集を組んでいる。

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　カルロ・アンチェロッティ監督の下、2冠を達成したレアルだが、新シーズンに向けては多くの選手の入れ替わりがある見込みだ。ブラジル代表DFマルセロやウェールズ代表FWギャレス・ベイルが退団するなか、クラブはチェルシーとの契約が満了を迎えるドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、フランス1部モナコからフランス代表MFオーレリアン・チャメニを獲得した。さらに実現しなかったムバッペの代わりになるアタッカーの補強が見込まれている。

「Defensa Central」によると、マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズス、同じくマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリング、チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカク、そして、元FCバルセロナであり、PSGのブラジル代表FWネイマールからも逆オファーが届いたという。

　記事では、最初の3選手については、ペレス会長の決断次第で加入の可能性があるとしたものの、ネイマールに関しては、「レアル・マドリードは、金銭面でも、彼のパフォーマンスの面でも疑念を持っている。昨季はこれまでのシーズンほど輝くことはできなかった」と、能力面の衰えを指摘するとともに、加入の可能性に強い疑問符を付けた。

　誰が加入しても、大きな話題になることが確実なビッグネームばかりだが、欧州王者は今夏の移籍市場でどのような補強を行うだろうか。