4発快勝ガーナ戦の収穫は“連係の右”と“三笘の左” 元日本代表MF松井大輔が称賛「ブラジル戦での教訓を生かした」

ガーナ代表に4得点を奪い勝利した日本代表【写真:徳原隆元】
ガーナ代表に4得点を奪い勝利した日本代表【写真:徳原隆元】

松井大輔が公式YouTubeチャンネルで日本対ガーナ戦を総評

 森保一監督率いる日本代表は、6月10日に行われたキリンカップのガーナ戦で4-1と勝利した。6日に行われた王国ブラジルとのキリンチャレンジカップでは無得点に終わったが、この日はFW三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)、FW久保建英(マジョルカ)にゴールが生まれ、元日本代表MF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)は自身の公式YouTubeチャンネルで、左右の「バランスがすごくいい」と攻撃の形を評価している。

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 日本は前半29分、インサイドハーフの久保が右サイドに開いてパスを受け、中央にパス。これを受けたFW堂安律(PSV)が縦パスを通すと、インナーラップを仕掛けて最終ラインの裏を巧みにとったDF山根視来(川崎フロンターレ)が左足でゴールに流し込んだ。スタートポジションは右が堂安、中央が久保だが、2人のレフティーは状況に応じて細かくポジションを入れ替えながら、攻撃の組み立てに参加していった。

 その後、山根のミスから同点に追い付かれたものの、前半アディショナルタイムに三笘が魅せる。左サイドで三笘がDF伊藤洋輝(シュツットガルト)がパスを交換しながら打開を図り、左45度の角度から突破を図った三笘が低い弾道でシュート性のクロスを供給。ゴール前にFW上田綺世(鹿島アントラーズ)、堂安が飛び込み、ボールに触れなかったもののそのままゴール右に吸い込まれた。

 日本は後半28分、左サイドでボールを持った三笘が相手と対峙。ゆったりとした動きから一気に加速して相手を抜き去り、マイナスに入れたボールに久保が左足で合わせ、A代表17試合目にして待望の初得点をマークした。

 途中出場のFW前田大然(セルティック)にも、A代表初ゴールが生まれるなど、4得点でガーナを退けた日本。松井は「堂安くんと久保くんの関係、山根選手を含めた3人の関係はすごく良かった」と、右サイドの連係について触れている。

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