試合後恒例のセレブレーションでチームの先頭に立ち音頭

　日本代表FW古橋亨梧は、昨夏の移籍市場でスコットランド1部セルティックに移籍すると、すぐにチームに溶け込み主力に定着。リーグカップの決勝では2ゴールを挙げる活躍を見せて、優勝の立役者となった。ストライカーとしてクラブに高く貢献している古橋だが、セルティック専門メディア「67 Hail Hail」は試合後の役割にも注目している。

　2年ぶりのリーグ優勝に王手をかけているセルティックは、今週中にも優勝を決める可能性がある。今シーズン、セルティックに加入してリーグ戦18試合で10得点2アシストを記録している古橋は、アンジェ・ポステコグルー監督の率いるチームの得点源となってチームに貢献し、ファンからも人気を集めている。

　チームにとって不可欠な存在となっている古橋だが、最近は試合後にも重要な役割を果たしている。2021年12月から負傷離脱していたなか、4月に復帰してからは、新たな役割が与えられたようだ。

　セルティックは勝利した試合後、選手たちがファンと一緒に喜びを分かち合うのが恒例となっている。その際のセレブレーションでチームの先頭に立ち、音頭をとっているのが、他ならぬ古橋なのだ。ファンは試合後に選手たちが喜ぶ様子を撮影。複数の試合で、古橋がチームの先頭を切り、ファンと喜ぶ姿が映されて、拡散されている。

　記事では、「試合後のサポーターと選手が喜び合う様子は、今シーズンの両者の良い関係を築くうえで、非常に重要なものだった。そして、キョウゴがどれだけ楽しんでいるかは、映像を見れば明白だ。リーグ優勝を果たした場合、彼がどれだけの興奮に包まれるのか、想像がつかない」とし、「キョウゴとサポーターとの関係は、彼がクラブに加入して以来、常に最高のものだ。それはピッチでの活躍によるものだけではない。サポーターに対する態度、そしてピッチ外での振る舞いが受け入れられているのだ」と、現地での人気についても触れている。

　11日のダンディー・ユナイテッド戦で、リーグ優勝の決まる可能性のあるセルティックだが、古橋が試合中にどんなパフォーマンスを見せるか、試合後にどんな表情を見せるかも注目だ。