森保ジャパンとの強化試合が決まったブラジル代表のエースについて「闘莉王TV」で言及

　日本代表は6月6日に行われるキリンチャレンジカップで、FIFAランク1位のブラジル代表と対戦する。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、カナリア軍団を牽引しているエースFWネイマール（パリ・サンジェルマン）の劣化ぶりを悲しんでいる。

　闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回は、森保ジャパンと新国立競技場で対戦することが決まったブラジル代表だ。

　カタール・ワールドカップ（W杯）南米予選で無敗突破という圧倒的な強さを見せつけたブラジル代表のスーパースターについては、「ネイマールの調子がなかなか上がらない部分も、ブラジル人の心配なところでもある。ロナウド、ロマーリオ、ロナウジーニョと少し違って、ネイマールは国民的にはすごく嫌われている」と闘莉王氏は指摘している。

　親族の脱税問題やパーティ三昧ぶりがブラジルでも物議を醸している天才ドリブラーだが、やはり最重要人物であることに間違いはないという。

「なんだかんだ違いを出すのはネイマール。でも、調子が全然上がらない。怪我もどんどん重ねている。少し太っている感じがする。前のキレもない。歳もとって、もう少年のようなネイマールじゃなくなっている」

　30歳でベテランの域に入ってきたネイマールについて、かつての躍動感の欠如を嘆くなど興味深い最新回になっている。