リバプール18歳GKが“FWとして”トップデビューの珍事 クロップ監督「彼はワンダフルだった」

地元紙はジョージに10点満点を与える

「(ジョージ起用は誰のアイデア?)私は10人でシステムを構築しようとしていたら、ベンチのみんなが『カモン、シャマルがいるじゃないか』と言ったんだ」

 さらに、指揮官は「不運にもルーカスが負傷してしまった。だからシャマルをストライカーとして起用するフォーメーションに変更した。彼はワンダフルだったよ」と若武者の奮闘を称えている。

 リバプールは終了間際にDFアルベルト・モレーノがPKで追加点を奪い2-0で勝利した。そして英地元紙「リバプール・エコー」はこの親善試合の採点を公開。ジョージに満点となる「10」を付け、「アカデミー出身のティーンエイジャーは、プレシーズンマッチで最初の出場を果たした――それもフィールドプレーヤーとして! それだけでも『10』を与えられる。なんてデビューだ。モレーノはPKを彼に蹴らせるべきだった」と評した。

 本拠地アンフィールドでゴールマウスに立つことを夢見る未来のスターにとって、忘れられない一日となったことだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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