イタリア人ジャーナリストのロマーノ氏が豪華なフリーエージェント市場に注目

　毎年夏の移籍市場では、クラブと契約満了を迎え、移籍金0円での獲得が可能となるフリーエージェントの動向に注目が集まる。昨年はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやスペイン代表DFセルヒオ・ラモス（ともににパリ・サンジェルマン）といった大物選手がフリーで新天地を求めたが、今年も昨年に引けを取らないビッグネームが揃っている。

　移籍情報のエキスパートであるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、自身のYouTubeチャンネルで「彼らならチャンピオンズリーグ（CL）優勝も可能？」と題し、今夏のフリーエージェントを集めたベストイレブンを選出した。

　ロマーノ氏はGK1人、DF4人、MF3人（守備的2人、攻撃的1人）、ウイングを2人、そしてストライカーを1人選出し、それぞれ移籍の噂があるクラブや契約延長の可能性などコメントを付けつつ紹介した。

　豪華な11人の顔ぶれは以下の通りだ。

＜GK＞
ダビド・オスピナ（ナポリ）

＜DF＞
フアン・クアドラード（ユベントス）
アンドレアス・クリステンセン（チェルシー）
アントニオ・リュディガー（チェルシー）
ヌサイル・マズラウウィ（アヤックス）

＜MF＞
ポール・ポグバ（マンチェスター・ユナイテッド）
フランク・ケシエ（ACミラン）
パウロ・ディバラ（ユベントス）

＜FW＞
アンヘル・ディ・マリア（パリ・サンジェルマン）
ウスマン・デンベレ（FCバルセロナ）
キリアン・ムバッペ（パリ・サンジェルマン）

　ロマーノ氏はベストイレブンには選外となったものの、そのほかにもマルセイユのMFブバカル・カマラ、チェルシーのDFセサル・アスピリクエタ、インテルのMFブバカルイヴァン・ペリシッチとMFマルセロ・ブロゾビッチ、マンチェスター・ユナイテッドのFWジェシー・リンガード、ボルシアMGのDFマティアス・ギンター、トリノのFWアンドレア・ベロッティ、アトレティコ・マドリードのFWルイス・スアレス、マンチェスター・ユナイテッドのFWエディンソン・カバーニにも注目選手として言及した。

　動画のタイトルにもある通り、CLで上位に名を連ねても不思議でないチームが組めてしまうほどの顔ぶれが揃う今夏のフリーエージェント。多くのビッグクラブが彼らの動向を追いかけることになりそうだ。