サウジアラビア戦の途中から伊東純也、前田大然、浅野拓磨の快足アタッカーが同時出場

　Y.S.C.C.横浜でサッカーとフットサルの二刀流に挑戦する元日本代表MF松井大輔が、自身のYouTubeチャンネル「松井大輔」を更新し、2月1日に行われたカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のサウジアラビア戦を振り返った。そのなかで、森保一監督の交代策についても触れている。

　日本代表は1月27日の中国戦(2-0)と同じスターティングイレブンで試合をスタートさせた。前半にMF南野拓実、後半にMF伊東純也がゴールを決めて2-0で勝利。ここまで最終予選無敗だったサウジアラビアに土をつけた。

　この試合、森保監督は後半23分にFW前田大然とDF中山雄太を、FW大迫勇也とDF長友佑都に代えてピッチに送り出す。ここまでも中国戦と同じ交代策だったが、ここから先が違った。中国戦ではMF遠藤航に代えて、MF久保建英を投入したが、サウジアラビア戦では後半33分に南野をベンチに下げ、中国戦は体調不良で欠場したFW浅野拓磨を投入したのだ。

　この交代について、松井も意表を突かれたようだ。「森保監督が、『オプションがほしい』と思った時に、速い選手を3人並べましたよね。これは、僕は面白いと思いました。2回くらい、チャンスもありましたよね」と振り返った。

　そして、「ここは『久保くんとか入れるのかな』と思いましたが、速い3人を前に置く。完全なカウンターサッカーをする。これは日本のレベルアップになりそうなシステムと言うか、すごく最後らへんは楽しかった気がします」と、約15分間の快速トリオ揃い踏みに新たな可能性を見つけるとともに、彼らのプレーにワクワクした様子だった。