裏切り者の帰還か ゲッツェの移籍先にドルトムントが浮上! トットナム幹部とも接触

バイエルンでは出場機会が約束されず

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに、プレミアリーグ3位のトットナムと古巣ドルトムントへの移籍の可能性が浮上している。独紙「ビルト」日曜日版によると、ゲッツェの父で代理人も務めるユルゲン・ゲッツェ氏は、欧州選手権(EURO)の開催期間中に少なくとも2回はトットナムの幹部と接触。ゲッツェ本人もバイエルンからの移籍を間もなく決断すると報じられている。

 バイエルンで出場機会の限られているゲッツェについて、今夏にトットナムと主力の大量流出危機に瀕している古巣ドルトムントとの間で、争奪戦になるのではとレポートされている。

 トットナムは昨季好調で、プレミアリーグでレスター・シティと優勝を争った。最終的にはアーセナルに抜かれて3位となったが、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドを抑えてUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得。大舞台での戦いに備え、補強に乗り出している。一方の古巣ドルトムントもアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがユナイテッドに移籍し、攻撃の中心となれるアタッカーを探している。

 記事では、次のステップがゲッツェにとってキャリアにおける重要な分岐点になると指摘されている。2014年ブラジル・ワールドカップでは決勝のアルゼンチン戦で優勝を決める劇的なゴールを決めてドイツのヒーローになったゲッツェだが、所属のバイエルンではベンチに座る機会が多かった。EUROでもグループステージでは先発起用されたが、決勝トーナメントではベンチに回り、ジョーカーの役割を担ったが、ノーゴールのままベスト4で敗退していた。

 

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