町田MF長谷川、完全復活で感じた「プレーできる喜び」 その先に見据えるさらなる成長

FC町田ゼルビアに所属するMF長谷川アーリアジャスール【写真:©FCMZ】
FC町田ゼルビアに所属するMF長谷川アーリアジャスール【写真:©FCMZ】

昨季プロ初の公式戦出場ゼロに終わったなか、今季は攻撃陣の軸の1人として復活

 J2リーグのFC町田ゼルビアに所属するMF長谷川アーリアジャスールは、右脛骨折でプロ初の公式戦出場なしに終わった昨季を乗り越え、今季39試合7ゴールと完全復活を果たした。それでも、チームが目標としていた初のJ1昇格の目標は来季以降にお預けとなり、「もっと結果を出さないといけない」とさらなる高みを目指している。

 今季町田に加入した長谷川は、前線の一角でレギュラーの座を掴み、チャンスメイクだけでなく、フィニッシャーとしても、終盤戦までJ1昇格争いを繰り広げたチームの攻撃を牽引した。名古屋グランパスに所属していた昨季、開幕前に右脛を骨折して14年目で悔しい公式戦出場なしに終わっただけに、「1年間プレーできた喜びを感じた」という。

「昨年1年間サッカーをしてなくて、公式戦にも出ていないなかでこうして拾っていただいて、自分のプレー・行動で恩返しできるようにと常に意識してきました。1年間サッカーができたのは、自分にとってプラス要素です。ただ、今年も含めて、結果に関してはもっともっと出さないといけない。チームとしてもJ1昇格を目指していたなかで、今年は(可能性が)なくなってしまった。現状にはまったく満足していません」

 町田は11月28日にホーム最終戦となるJ2リーグ第41節・大宮アルディージャ戦を控えるなか、25日に天然芝グラウンド2面とクラブハウスが一体となった新しい練習拠点「三輪緑山グラウンド」(クラブハウスは来年1月頃に完成予定)でのトレーニングをメディアに初公開した。長谷川も「(この施設)めちゃくちゃ良くないですか? 自然に囲まれているし、練習に集中できる環境だと思います」と笑顔を見せる。

「ゼルビアがここに来るまで、いろんな方に頑張っていただいた。地域のみなさんも含めて、僕たちが知らない方もたくさん動いてくださって、今こうして素晴らしいグラウンドができたと思います。常に感謝の気持ちを忘れてはいけないし、トップチームがもっと強くなれば、育成も、街全体もさらに盛り上がってくるはず。そこに関われていることに、責任を持ってこれからもやっていきたいです」

 28日に対戦する大宮は残留争いの渦中にあり、必死に勝ち点を奪いに来ることが想定される。長谷川も「難しい試合になるのは間違いない」と話しつつ、ホーム最終戦でのポイントをしっかりと見据えている。

「大宮はシーズン最初に戦った時(4月25日の第10節)は結構ボールをつないで、うしろでしっかり組み立てるサッカーをしていたと思いますけど、今はカウンターが多くなって、難しい相手になってくる。相手の前で回すだけでは恐くない。相手が引いているなかでも、シュートだったり、裏を狙ったり、動くことが大事だと思います。残り2試合ですけど、しっかり結果も伴って、来季に向けてチームが成長できるために、今何ができるかも考えてみんなでやっていきたいです」

 今季復活を遂げた長谷川は、チームとともにさらなる成長を誓う。

(Football ZONE web編集部)


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