クロップ監督はハーランドは「どんなチームにも合うだろう」と高く評価

　リバプールのユルゲン・クロップ監督は、古巣ドルトムントでプレーするノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを「並外れた選手」と称賛している。「遅かれ早かれビッグクラブの話題になる」とさらなるステップアップを確信しているものの、リバプールが獲得に動くかどうかについては明言を避けた。ドイツ紙「ビルト」が報じている。

　ハーランドはオーストリア1部ザルツブルクでのブレイクをきっかけに注目を集め、2020年1月にドルトムントに加入。ブンデスリーガでは途中出場からハットトリックを決める衝撃デビューを飾り、その後もゴールを量産するなど、21歳にして世界最高のストライカーとしての評価を確立した。

　そんなハーランドについてクロップ監督は、「彼は自然の力を持った並外れた選手」と絶賛。「遅かれ早かれビッグクラブの話題になるだろう」と、ドルトムントからさらにステップアップを遂げるのは時間の問題だとした。レアル・マドリードなどが移籍先として噂されているが、「彼はどんなチームにも合うだろう」と活躍するクラブは選ばないとも語った。

　ハーランドをリバプールが獲得する可能性については「彼の電話番号は知らないんだ」とジョークでかわし、深く言及することはなかったが、多くのスター選手を指導してきたクロップ監督もその桁外れのポテンシャルには一目置いているようだ。