1年延期では不十分? 東京五輪8強敗退のなでしこ、“再生遅れ”を海外指摘「時期尚早」

「世界のトップに戻るためにはやるべきことがたくさんある」

 2020年夏に開催予定だった東京五輪は、新型コロナウイルスの感染拡大により、1年後の21年に延期。この間に台頭し、今回メンバー入りを果たした“新戦力”は、今年6月にA代表デビューしたMF塩越柚歩(グループリーグ2試合に先発)だけだった。記事では、なでしこジャパンは変革を進めなければいけないと指摘している。

「2015年のワールドカップ決勝で敗れ、16年のリオ五輪に予選で敗退したことは、変革の時が来たことを意味する。2018年のU-20ワールドカップで優勝した際のメンバーが何人か入ってきたが、フランスW杯でのベスト16敗退と今回のベスト8敗退は、日本がまだ再生の過程段階で、世界のトップに戻るためにはやるべきことがたくさんあると示した。日本にとっては、アメリカを破るなどグループリーグ全勝のスウェーデンに敗れたというのは、わずかな慰めになるかもしれない」

 高倉監督は東京五輪のメンバー18人を発表する際、ベテランのDF鮫島彩の落選に際して、若手に期待する意図を示唆していたが、得点者は“10番”のFW岩渕真奈とFW田中美南だけで、失意の大会結果となってしまった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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