「僕には予感があった」 志願のPK5人目成功のC・ロナウド、レアル11度目のCL制覇に歓喜爆発!

足が痙攣する死闘に千両役者が勝負を決めた 「魔法の瞬間に値する」

 レアル・マドリード11度目のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を決めた5人目のPKを成功させたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、特大の歓喜を爆発させた。アトレチコ・マドリードとの決勝は1-1のまま延長戦に突入し、迎えたPK戦。勝てば2年ぶりの栄冠となる5人目のキッカーを務めたレアルのエースは、このプレッシャーがかかる場面で見事に成功させると、白いユニホームを脱ぎ捨てながら絶叫。自らの肉体美を披露した。

 「僕には予感があった。勝利を決めるゴールを決める予感がね。ジダンに最後のPKを僕に蹴らせてくれるように頼んだんだ」と、5人目のキッカー役を志願したことを明らかにした。

 延長120分間とPK戦の死闘に末に、2年ぶりに勝ち取ったビッグイヤー。スペイン地元紙「スカイ・スポーツ」によると、ロナウドは”白い巨人”に勝利をもたらす最後の一撃を決めるイメージを完璧に高めていたという。ミラノのサン・シーロスタジアムで爆発した白い歓喜に身を委ねながら、スーパースターは「特別な瞬間だよ、選手、サポーターはこの魔法の瞬間にいつも値すると思っているんだ」と語った。

 アトレチコ・マドリードとのCL決勝、ロナウドはトレーニングで打撲を負った影響からか、明らかに精彩を欠いた。決定機は後半33分にゴール前で放ったシュートくらいで、終盤には足を痙攣させていた。

 

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