主将の熊谷、エースの岩渕らが順当に選出　高倉監督「今朝まで悩んだ」

　日本サッカー協会（JFA）は18日、東京五輪に出場するなでしこジャパン（日本女子代表）のメンバー18人を発表。主将のDF熊谷紗希（バイエルン）、エースのFW岩渕真奈（アーセナル）らが順当に選出された一方で、2011年の女子ワールドカップ（W杯）優勝チームの一員であるベテランのDF鮫島彩（大宮アルディージャVENTUS）が落選となった。

　高倉麻子監督率いるなでしこジャパンは、6月シリーズでウクライナに8-0、メキシコに5-1と勝利してこの日のメンバー発表を迎えた。

　熊谷や岩渕が順当に選出された一方で、2011年の女子W杯優勝をはじめ、ロンドン五輪でも銀メダルを獲得している鮫島が落選。高倉監督も「今朝まで悩んだ」と記者会見で語り、W杯よりも登録選手数の少ない「18人」の枠の難しさを感じさせる選考結果となった。

　東京五輪に臨むなでしこジャパンのメンバー18人は以下のとおり。

＜GK＞
1　池田咲紀子
18　山下杏也加

＜DF＞
2　清水梨紗
3　宝田沙織
4　熊谷紗希
5　南　萌華
16　宮川麻都
17　北村菜々美

＜MF＞
7　中島依美
6　杉田妃和
8　三浦成美
12　遠藤　純
13　塩越柚歩
14　長谷川唯

＜FW＞
9　菅澤優衣香
10　岩渕真奈
11　田中美南
15　籾木結花

＜バックアップメンバー＞
GK
22　平尾知佳

DF
19　三宅史織

MF
20　林穂之香
21　木下桃香