「人間として一流」 菅原由勢が抱く“先輩”吉田麻也への敬意「他とはレベルが違う」

U-24日本代表のDF吉田麻也とDF菅原由勢【写真:Getty Images】
U-24日本代表のDF吉田麻也とDF菅原由勢【写真:Getty Images】

名古屋ユース出身の先輩への憧れを語る「麻也さんを見ていれば自然と勉強ができる」

 U-24日本代表は12日、東京五輪メンバー発表前最後となる国際親善試合ジャマイカ代表戦(13時35分キックオフ/豊田スタジアム)に臨む。11日にオンライン取材に応じたDF菅原由勢(AZ)は、下部組織から過ごした名古屋グランパスの“先輩”であるDF吉田麻也(サンプドリア)について、「僕にとってはすべてにおいてお手本」と憧れを口にしている。

 20歳の菅原は名古屋の下部組織で育ち、2018年にトップデビュー。そして翌19年夏にオランダ1部AZへ期限付き移籍し、今季から完全移籍となった。豊田スタジアムでの“凱旋試合”となるジャマイカ戦に向けて、菅原は「燃えています」と意気込みを語ると、名古屋ユースの先輩であり、オーバーエイジ(OA)としてU-24日本代表に参戦している吉田についての思いを語った。

「僕にとってはすべてにおいてお手本。多少ポジションは違うけど、サッカーの考え方、プレー選択、状況判断、一緒にやった選手しか感じられないものがあるなかで、そこがずば抜けていて他とはレベルが違う。ピッチ外での振る舞いも含めて、サッカー選手で一流である前に人間として一流。サッカーだけ上手くやっていれば良いというわけではないと感じさせてくれた。麻也さんを見ていれば、自然と勉強ができるのでありがたい」

 今回の活動では、6月3日のA代表とのチャリティーマッチに菅原がフル出場した一方、吉田はピッチに立たず、5日のU-24ガーナ代表戦では吉田がフル出場した一方、菅原に出番は訪れなかった。東京五輪メンバー発表前最後となる今回のジャマイカ戦で、尊敬する先輩と最終ラインを組むことになるのだろうか。

「自分の武器を出すこと。攻撃参加してゴールやアシストの結果を出すこと。裏を返せばディフェンスの選手として無失点。そういう数字がまず大事」と語った菅原の、東京五輪に向けた最後の挑戦が始まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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