PSGがイブラ後継者にマンUの18歳新星FWを指名 移籍金94億円を用意か

プレミア1年目で31試合11ゴール チーム得点王となったマルシアル

 パリ・サンジェルマン(PSG)が今季限りで退団するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの後継者として、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表の神童FWアンソニー・マルシアルの獲得に動いていることが明らかになった。フランス地元紙「レキップ」が報じている。

 20歳のマルシアルは今季、モナコから成果給込みで総額5800万ポンド(約90億円)の移籍金でユナイテッドに移籍し、イングランドで衝撃を与えた。プレミアリーグデビューイヤーの今季31試合出場で11得点を記録し、チーム得点王となっている。

 PSGは今季38得点と爆発し、チームの4連覇に貢献したイブラヒモビッチに代わるチームの象徴的存在を探しており、母国の期待のエースに白羽の矢を立てた。今季の活躍により移籍金は6000万ポンド(約94億円)へとアップしているという。

 ユナイテッドはリーグ最終節のボーンマス戦を本拠地オールド・トラッフォードでの偽爆弾騒動で延期となっているが、現在5位で来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場は絶望的な状況。フランス王者PSGは、CLの舞台で来季プレーできることもアピール材料になりそうだ。

 マルシアルは6月にフランスで行われる欧州選手権のメンバーに選出されており、活躍次第で移籍金はさらに高騰することになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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