リーガ連覇を決めた5月14日は「バルサ記念日」 過去にはクライフ最後の栄冠、怪物時代の欧州制覇…

過去に様々なタイトルを獲得した”幸運の日”

 5月14日はバルセロナにとって“吉兆の日”なのかもしれない――。バルセロナはリーガ最終節グラナダ戦に3-0で勝利し、2年連続24回目のリーガ制覇を成し遂げた。リーグタイトルを防衛したこの日は、過去にも様々なタイトルを獲得している「バルサ記念日」だった。スペイン紙「マルカ」が特集している。

 勝てば自力で優勝を決められるバルセロナは、グラナダ戦の前半22分、38分、立て続けにウルグアイ代表FWルイス・スアレスがゴールネットを揺らす。後半に入ってからはホームのグラナダの抵抗に遭ったものの、同40分にFWリオネル・メッシのスルーパスに抜け出したネイマールが相手GKをあざ笑うかのような横パスを送り、それをスアレスが決めて勝負あり。看板の「MSNトリオ」による一撃で、リーガ連覇を成し遂げた。

 敵地で歓喜に沸いた「ブラウグラナ(青とエンジの軍団)」だが、この試合が行われた5月14日は過去にもタイトル獲得を果たした日だと同紙は説明している。

 まずは1994年のこと。当時のバルセロナは今年3月に逝去したヨハン・クライフ監督の下で「ドリームチーム」を形成し、リーガ4連覇を目指していた。残り1試合の時点では2位だったが、最終戦で5-2の大勝を飾り、首位デポルティボが0-0のスコアレスドローに終わる。この結果、勝ち点で並び得失点差で上回り、劇的な逆転優勝を果たした。なおこのタイトルはクライフ氏にとって、バルセロナでの“最後のリーグタイトル”となった。

 

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