CL敗退後のバルサで分裂危機 ”守備の達人”がネイマールを一喝「自己中心的なプレーをやめろ!」

4連勝中のバルサでネイマールも3ゴール

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスと形成する「MSNトリオ」で得点を量産するバルセロナにあって、ネイマールも今シーズンはここまで30得点を挙げている。しかしアトレチコ戦ではドリブル突破にこだわりすぎるあまり、単騎突破を仕掛けてはボールロストしてしまうシーンが散見された。

 バルセロナはこの時期、CL敗退に加えてリーガでも3連敗を喫するなど、今季最大の危機を迎えていた。それだけに”守備の達人”は苦言を呈して、「MSNトリオ」をはじめとしたコンビネーションでの崩しの大切さを説いた。

 CL敗退、そしてリーガ第33節バレンシア戦に敗れて以降、バルセロナはリーグ4連勝と落ち着きを取り戻した。4連勝中の間にネイマールも3ゴールを挙げ、勝利に貢献している。14日の最終節で勝利すればリーガ連覇が決まるバルセロナだが、「雨降って地固まる」という格言の通り、マスチェラーノがかけた言葉はチームを救う”陰のファインプレー”となるのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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