エスパニョール戦で今季4点目、トラップからシュートまで流れるような一撃

　スペイン女子1部スポルティング・ウエルバのMF田中陽子が自身の公式ツイッターを更新し、現地時間25日に行われたリーグ第27節エスパニョール戦（2-1）で決めた決勝ゴールの動画を投稿。「トラップもシュート回転もイメージ通り」と会心のゴールだったことを明かすと、ファンから「素晴らしいゴール」「全て完璧」といった称賛の声が寄せられている。

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　田中は2019年6月になでしこリーグ（当時・日本女子サッカーリーグ）1部ノジマステラ神奈川相模原を退団し、ウエルバへ移籍。初の海外挑戦でリーグ戦13試合1得点をマークした。今季は開幕からベンチスタートが続いていたが、リーグ第6節アトレティコ・マドリード戦（0-0）で初先発。年明けからは徐々に調子を上げており、ここまで25試合4得点の成績を残している。

　スペインの地で奮闘する田中が公式ツイッターに投稿したのは、25日に行われたエスパニョール戦で決めた今季4点目のゴラッソだ。1-1で迎えた後半2分、敵陣でのこぼれ球を拾った味方からのパスを走りながら受け取ると、田中はジャンプしながらトラップし右足を一閃。アウトにかけたシュート回転の一撃がゴール右隅に吸い込まれ、これが決勝点となった。

　田中はこのゴール映像を「今日のゴールシーン。トラップもシュート回転もイメージ通り　早めのタイミングでパスしてくれたチームメイトに感謝」との文章を添えて公開。自身にとって会心の得点シーンになったようだ。

　ファンからも「ナイストラップシュート」「素晴らしいゴールです！」「抜け出しのタイミング、トラップ、シュート、全て完璧です」「カッコイイ！」など称賛のコメントとともに、なでしこジャパン（日本女子代表）復帰を願う声も寄せられていた。スペイン女子1部の舞台で奮闘する田中の、さらなるゴール量産に期待が高まる。