“チャイナ・ミラン”誕生時の来季残留「確定」は4人のみ 本田は「先送り」と伊紙が予想

アジア市場での貢献が高い本田への評価は…

 そして「落第」と認定されたのは、GKロペス、DFアレックス、デシリオ、エリー、メクセス、サパタ、MFベルトラッチ、モントリーボ、ポーリ、FWバロテッリ、ボアテング、アドリアーノ、メネズ。現在、機能不全に陥っているミランの選手の大半が、中国企業に買収された場合には生き残れないと判断されている。

 また、契約延長交渉が再開される場合にも、明確な序列が存在するという。記事では「ドンナルンマから交渉を始める」とレポートされている。引く手数多の17歳正GKと契約延長するには、ミランがUEFAチャンピオンズリーグ出場権を確保できるようなメンバーや環境を整える必要があるという。

 今季獲得したエースFWバッカに関しては、セビージャから獲得した際の3000万ユーロ(約37億円)でオファーが届いた場合、放出する可能性があるという。アリババ会長の馬雲(ジャック・マー)氏が買収交渉を行うなか、今季1得点3アシストながらアジア市場の旗頭としてピッチ外で大きく貢献してきた本田に、名門ミランでの未来は存在するのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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