不振のヴェルナーはフル出場も得点ならず、トゥヘル体制プレミア初黒星

　さらにトゥヘル監督は、独特の言い回しで自身がゴールを挙げるために必要だと考えていることについて語った。

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「女性を夕食に誘おうとする時、彼女に無理強いをしてはいけない。一歩下がって、彼女が誘ってくれるのを待つべき時もある。同じように、ゴールも向こうから来るんだ。もちろん、何かやるべきことはある。でも、最善のことは、考え過ぎず、努力を続けることだ。これが私の考えだ。彼は明日の試合、先発だ」

　その後行われたWBA戦で、指揮官は宣言通りにヴェルナーを先発起用。チェルシーは、アメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチのゴールで先制したものの、その直後の前半29分にブラジル代表DFチアゴ・シウバが危険なタックルで一発退場になってしまう。その後、前半のうちに逆転を許したチェルシーは、降格圏内に沈む相手に2-5で敗れ、トゥヘル体制でプレミア初黒星を喫した。ヴェルナーはフル出場し、イングランド代表MFメイソン・マウントのゴールをアシストしたが、この試合でもゴールを決めることはできなかった。

　7日には、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のポルト戦を控えているチェルシー。シーズンが佳境を迎えるなかで、ヴェルナーは全幅の信頼を寄せてくれている指揮官に応えられるだろうか。