長友インテル、来季CL出場の可能性が消滅… 敵地でラツィオに0-2と敗戦

長友を下げた交代策が裏目に…

 後半も、前半から引き続きどちらにも大きなチャンスがなかなか生まれない展開になった。試合開始前の時点で、残り3試合で3位ローマを勝ち点7差で追うインテルは、CL出場権獲得のためには勝利が絶対に必要な状況にあった。そのため、ロベルト・マンチーニ監督は攻撃的な布陣への変更を決断。後半34分に長友を下げてFWロドリゴ・パラシオを投入。途中出場させていたMFジョナタン・ビアビアニをサイドバックに下げる形で勝負に出た。

 しかし、この決断は裏目に出てしまった。ラツィオのカウンターを受ける場面が目立ち始めると、同38分にFWケイタの突破をインテルDFジェイソン・ムリージョが体当たりで止めてしまいPKを献上。このゲームで2枚目のイエローカードを受けて退場処分になった。さらに、このPKをカンドレーバが豪快にゴール左上に決めて点差は2点に広がった。

 最後まで望みを捨てなかったインテルだが、試合はこのまま0-2で終了。インテルはCL出場への道が完全に閉ざされ、来季はUEFAヨーロッパリーグを戦うことが確定した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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