「まるでデジャブ」 久保建英、ヘタフェでの“負のサイクル”再来に韓国メディア言及
出場機会を求めて移籍したが、ヘタフェでも直近3試合でプレー時間は77分のみ
日本代表MF久保建英は、今冬の移籍市場でヘタフェに期限付き移籍したが、リーガ・エスパニョーラの直近3試合で先発落ちとなるなど苦しい状況が続く。ビジャレアル時代と似た状況に陥りつつあり、韓国メディアも「まるでデジャブ」と報じている。
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久保は昨夏に強豪ビジャレアルへの期限付き移籍したものの、ウナイ・エメリ監督の下で思うように出場機会を得られず。今年1月8日にレンタル打ち切りが決定し、ヘタフェへ“再レンタル”となった。1月11日の第18節エルチェ戦(3-1)で途中出場から新天地デビューを果たすと、その後は4試合連続でスタメン出場を果たした。
しかし、2月9日に行われた第1節順延分のレアル戦(0-2)でベンチスタートとなり、そこから3試合連続の先発落ちとなりチームも6戦未勝利、泥沼の4連敗中。ホセ・ボルダラス監督が守備的スタイルに回帰した結果、攻撃を活性させる働きに期待が寄せられていた久保はその煽りを受ける形となった。
スペイン紙「マルカ」は、「最近3試合で77分しか出場していない。タケ・クボの元で歴史が繰り返されている。ウナイ・エメリは彼を計算に入れていなかったからビジャレアルを去ったが、ボルダラスとも同じ道を歩んでいる」と報じていたが、韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」も「まるでデジャブ」と取り上げている。
「久保建英は、ビジャレアルに続き、ヘタフェでもベンチにとどまっている。ボルダラス監督は久保の獲得で攻撃補強を狙った。エルチェ戦でデビューを飾り、次節で先発。ビジャレアル時代とは異なり、果敢なドリブルと攻撃欲でヘタフェファンに挨拶した。日本ファンの関心も高まり、マーケティング面でも収益が上がると予想されたが、久保は再びベンチに押し戻された。ボルダラス監督は、右サイドにアラン=ロメオ・ニョムを起用している」
2月27日には韓国代表MFイ・ガンインが所属するバレンシアとのホームゲームが控えるが、久保はアピールのチャンスを掴めるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)