“異例4度目”就任クルピ監督のもと若手育成に力 クラブの“顔”柿谷放出も…豪代表FW、原川ら積極補強【J1戦力動向・C大阪】

MF原川力が加入、クルピ監督が再び指揮を執る【写真:Getty Images】
MF原川力が加入、クルピ監督が再び指揮を執る【写真:Getty Images】

【今オフ動向まとめ】伝統の“背番号8”FW柿谷が名古屋へ移籍 レヴィー・クルピ監督を異例の4度目招聘

 Jリーグの2020年シーズンが終了し、来季に向けたチーム編成が動き始めている。すでに移籍のリリースが出始めているなか、各クラブは今オフにどのように歩みを進めていくのか。20年シーズンの成績とすでに発表されている戦力動向を踏まえながら、来季に向けた注目ポイントをポジションごとに展望していく。

 セレッソ大阪は20年シーズン4位に終わったものの、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ出場権を獲得。2シーズン指揮を執ったロティーナ監督(→清水エスパルス)との契約を満了し、来季からはかつて3度C大阪を率いたレヴィー・クルピ監督が就任する。

 また、アカデミー部門には風間八宏氏が入閣。過去に南野拓実(リバプール)を始め、柿谷曜一朗(→名古屋グランパス)や杉本健勇(浦和レッズ)、山口蛍(ヴィッセル神戸)らを輩出した名門アカデミーの“復活”に力を入れ、若手育成に定評のあるクルピ監督のもとで世界に通用する選手を育て上げる方針だ。

■FW編
 アカデミー出身の“傑作”と呼ばれ、伝統の背番号「8」を付けてきたFW柿谷曜一朗が名古屋グランパスへ移籍。20年シーズンはバックアッパーとして24試合1得点に終わり、“8番”の選手としては初めて国内移籍を決断した。また、20年は24試合9得点だったFWブルーノ・メンデスも期限付き移籍の契約が満了。2年間プレーしたFW都倉賢も契約満了で退団となり、V・ファーレン長崎への移籍が決定した。

 来季から双子の兄弟・陸とともにプレーすることになったのはヴァンフォーレ甲府から加入したFW松田力。水原三星ブルーウィングス(韓国)からはオーストラリア代表FWアダム・タガートを獲得した。J2通算42試合13得点のFW加藤陸次樹はツエーゲン金沢から加入。さらに、C大阪でプロキャリアをスタートさせた東京ヴェルディFW大久保嘉人の15年ぶり“復帰”も濃厚となっている。若手育成に力を入れる一方で、ベテランとしてチームをまとめる役割が期待される。

■MF編
 20年シーズンは24試合に出場したアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバトが契約満了で退団。一方で、絶対的な存在であるMF清武弘嗣が3年の契約更新は大きな“補強”と言える。さらに新戦力も獲得した。

 正確無比なFKが持ち味のサガン鳥栖のリオデジャネイロ五輪代表MF原川力を完全移籍で獲得。20年は28試合3得点の活躍だった。また、サンフレッチェ広島からアビスパ福岡へ期限付き移籍していた東京五輪世代のMF松本泰志がレンタル移籍で加入し、20年はJ2で30試合に出場したジェフユナイテッド千葉MF為田大貴は完全移籍で加入することとなった。中盤、前線の補強に力を入れ、得点力アップを図る狙いだ。

■GK&DF編
 GKは東京五輪世代の茂木秀がFC町田ゼルビアへ期限付き移籍。韓国の有望な若手として期待されるアン・ジュンスも釜山アイパークへの完全移籍が決まった。守護神キム・ジンヒョンの存在感は衰えないなか、水戸ホーリーホックから35歳松井謙弥を獲得。ベテラン勢でゴールマウスを守っていく。

 DFは20年28試合に出場し、2017年のルヴァンカップ優勝に大きく貢献した木本恭生が名古屋グランパスへ移籍。オールラウンダーで20年シーズンは32試合1得点の片山瑛一は清水エスパルスへ加入することが決まった。一方で北海道コンサドーレ札幌から進藤亮佑を完全移籍で獲得。アルビレックス新潟から新井直人、千葉の下部組織で育った鳥海晃司も新戦力として期待を受けている。


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(Football ZONE web編集部)

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