「私のことを非難してくれ」 降格圏目前のアーセナル、アルテタ監督は全責任を負う覚悟

アーセナルのミケル・アルテタ監督【写真:Getty Images】
アーセナルのミケル・アルテタ監督【写真:Getty Images】

降格圏とわずか5ポイント差の15位に低迷し、指揮官への風当たりは強まる一方

 プレミアリーグのアーセナルは引き分けをはさみ、リーグ戦5試合未勝利が続く大スランプに陥り、降格圏までわずか5ポイント差の15位と低迷している。チームを率いるミケル・アルテタ監督は「これが現実。非難も受け入れなければいけない」と現状について語った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 開幕2連勝とスタートダッシュを決めたアーセナルだが、その後に急激な失速を見せている。UEFAヨーロッパリーグは6連勝でグループステージ突破を決めた一方で、プレミアリーグでは屈辱のホーム4連敗を喫するなど、現在5試合連続で勝利から遠ざかっている。12節を終えて4勝1分7敗、勝ち点13で15位に沈み、降格圏の18位フルハムとの勝ち点差はわずかに5だ。

 昨年就任したアルテタ監督への風当たりは強まる一方だ。スペイン人指揮官は「これが我々の現実だ。勇気を持って戦い、諦めずに立ち向かわなければいけない」と語り、厳しい批判の声は受け入れる構えだと明かしている。

「申し訳ないが、現時点では非難も受け止めなければいけない。我々は試合に勝てていない。私のことを非難してくれ。みんなにはその権利がある」

 アルテタ監督は自身に対する批判について「それも仕事の一部だ」と語り、監督として全責任を負う覚悟だと語っている。

 就任から約1年が経過したアルテタ監督。解任説も飛び交う今の苦境から抜け出し、チームを再浮上させることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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