久保建英、リーグ戦6試合ぶり先発も…現地紙の評価は今一つ チームは負傷者続出で苦境に
ビジャレアルは4戦連続ドロー 久保の採点も3点満点中1点にとどまる
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は現地時間13日に開催されたリーガ・エスパニョーラ第13節ベティス戦に6試合ぶり2度目となる先発出場を果たした。後半13分までプレーしたものの得点に絡めなかったことで、スペイン各紙の採点はやや低いものになっている。
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久保とビジャレアルは先週ミッドウィークに開催予定だったUEFAヨーロッパリーグ(EL)が対戦相手カラバフの新型コロナウイルス感染の影響によって延期となり、試合間隔が空くなかでの一戦となった。その一方でチーム内には負傷者も多いこともあって、この日久保は第7節カディス戦(0-0)以来となる先発出場となっている。
右サイドハーフに入った久保は持ち前の技術で攻撃のアクセントになりつつ、前半26分には左サイドのDFペルビス・エストゥピニャンからグラウンダーのクロスが入ったところに走り込んでチャンスを迎えた。シュートこそヒットしなかったものの、その直後のCKではFWフェルナンド・ニーニョのヘディングシュートを導き出すクロスを送るなど、奮闘を続けた。
しかし前半5分にDFパウ・トーレスのヘッドで先制したビジャレアルだったが、前半のうちに2人が負傷交代。なおかつ後半6分、ベティスに1-1の同点に追いつかれる展開に。流れを変えたいウナイ・エメリ監督は後半13分に久保に代えてMFサムエル・チュクウェゼをピッチに送り出した。
この後もスコアは動かず、リーグ戦4試合連続ドローとなったビジャレアル。各紙の採点も今一つ伸びないなか、久保も「AS」、「マルカ」紙ともに3点満点で1点にとどまった。過密日程で負傷者が続出するなどビジャレアルは苦しい状況を強いられているだけに、出場機会を得ている久保は何らかの結果を残したいところだ。