レアル”10番”ハメスの慢心を母国の名将が叱責 「闘う姿勢を忘れている」

「15分しか力を出せない選手は使えない」

「彼は今までのキャリアを見直してみるべきだ。なぜなら、ハメスは常にファイターであったからこそ、ワールドクラスの選手となれた。しかし今はファイトする姿勢を忘れているから、気楽に過ごしているのだ。素晴らしい才能があっても、レアルは15分しか力を発揮しないプレーヤーを使うことはできない」

 実際に今季のハメスは、警察と時速200kmのカーチェイスを繰り広げたり、マドリードのナイトライフを満喫するなど、素行不良が多く報じられた。マツラナ氏はその慢心がレアルでの苦しい立場に直結していると、愛のある直言を送ったのだ。

 1月に就任したジネディーヌ・ジダン監督から練習中に叱責されたこともあって、コロンビア人アタッカーは徐々にプレーのクオリティーを取り戻しつつある。バルセロナとの『エル・クラシコ』ではスタメン出場が微妙な状況だが、母国の名将の言葉を胸に、大一番で白い巨人での立ち位置を再び確立できるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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