クロップが獲得の噂が浮上する”不遇の愛弟子”について言及 「我々が話せるのは…」

バイエルンで出番のないゲッツェ 恩師が類稀な才能を改めて絶賛

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が獲得の噂が浮上しているかつての教え子、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(バイエルン・ミュンヘン)について言及。現時点で「マリオについて話せることはない」と、移籍についてなんの動きもないと明かした。独地元紙「ルール・ナハリヒテン」紙が報じた。

 バイエルンで出番がなく、移籍が噂されているゲッツェ。古巣ドルトムントへの復帰話が出ているだけでなく、師弟関係にあったクロップ監督率いるリバプールも獲得に興味を持っていると報じられてきた。

 ゲッツェ獲得について聞かれたドイツ人指揮官は、その才能を絶賛した上で、現時点で決まったことは何もないと主張した。

「我々が話せるのは(すでに来季の加入が決まっているカメルーン代表DFジョエル・)マティプやその他のことだけで、マリオについてはない。昨日(イタリア戦)の試合、彼は素晴らしい試合をして私はハッピーだけど、それ以上に言うことはない。彼は並外れた能力を持った選手。今は、負傷で4カ月離脱していたところから、もう一度フィットしようとしているところだ」

 ゲッツェは29日に行われたイタリア代表との試合ではチームの2点目を挙げるなど、輝きを放った。ドイツ代表での輝きとは裏腹に、クラブでは苦戦が続く。23歳のアタッカーが復活する鍵は、移籍することにあるのだろうか。この夏の動向に注目が集まるのは間違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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