日本代表で共闘経験を持つ吉田が中村の引退に言及「#ワンクラブマン」

　川崎フロンターレの元日本代表MF中村憲剛は、11月1日に今季限りでの現役引退を発表した。数多くの選手・関係者が川崎のバンディエラの引退を惜しむなか、A代表で共闘した経験を持つ日本代表DF吉田麻也（サンプドリア）がツイッターで愛あるメッセージを送っている。

　中村は40歳の誕生日となった10月31日のJ1リーグ第25節・FC東京戦で今季2点目となる勝ち越しゴールを決め、2-1の勝利に貢献。多摩川クラシコで劇的な白星を飾った翌日、現役引退を電撃発表した。

　同僚や他チーム、なでしこリーグ（日本女子サッカーリーグ）の選手、OB、サッカー関係者から多数の惜別の声が上がるなかで、イタリアのセリエAでプレーする吉田がインスタグラムに思いを綴った。

「18 years same club. #oneclubman（18年間同じクラブ。#ワンクラブマン）カッコ良すぎるやめ方やなぁ長老…ってか長老って呼び出した頃まだ30ちょいだったのか…写真の態度もデカイしすみません。笑」（原文ママ）

　日本代表の活動中に笑顔で8歳年上の中村の肩を寄せる2ショットを投稿し、吉田らしくユーモアを込めてメッセージを送っている。

「こんな僕にいつもアドバイスしてくれてありがとうございました！　また家族で焼肉食べに行きましょう」

　現在、日本代表のキャプテンを務める吉田は、偉大な先輩・中村から学んだことを後輩たちに伝えていってくれるに違いない。