CL圏内の4位シティを勝ち点1差と猛追

　今季のユナイテッドは負傷者続出という異常事態が発生し、序盤から苦しい戦いを強いられていた。頭を悩ましていたルイス・ファン・ハール監督だったが、昨夏に獲得した20歳のフランス代表FWアンソニー・マルシアルを重用し、さらには苦肉の策として下部組織出身者も次々と抜擢。ダービーでも決勝点を挙げた18歳のFWマーカス・ラッシュフォードなど若手がブレイクし、名門は息を吹き返してきた。

　最大の得点源であり、チームをまとめるリーダーシップも兼ね備えたルーニーの復帰はユナイテッドの誰もが待望していたニュースだ。”赤い悪魔”は現在勝ち点50で6位。勝ち点で並ぶ5位ウェストハムとともに、勝ち点51で4位のシティを猛追している。頼れるエースの復帰で、チームはCL出場権獲得の追い風とするつもりだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images