長友、ローマの韋駄天エース封殺の大活躍も … インテルが終盤追いつかれ、痛恨ドロー 来季CL進出に黄色信号

残り8試合で3位ローマと勝ち点5差逆転なるか

 しかし、同39分にローマが同点ゴールを奪った。FWジェコがペナルティーエリア内で強引なシュートを放つと、全くヒットせずにボールがボテボテとゴール前に転がった。インテル守備陣は虚を突かれた格好となり、MFラジャ・ナインゴランが猛然と走り込みスライディングしながらのシュートを決めた。インテルにとっては痛恨の失点で、1-1の同点となった。

 試合はこのままタイムアップを迎え、1-1のドロー決着となった。3位ローマと勝ち点5ポイント差でこのゲームを迎えていたインテルにとっては、勝利すれば2ポイント差に詰め寄る大きなチャンスだった。試合全体を見れば先制ゴールを奪い後方を固める試合展開に持ち込んだだけに、長友の守備面の奮闘も空しく、CL出場権獲得に向けては痛恨のドローとなった。残り8試合となったリーグ戦で、インテルは5ポイント差を逆転することができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング