香川真司は「契約する価値のある選手」 “移籍金ゼロ”の注目10人に英選出「創造性を…」
“移籍金ゼロ”で獲得できる10選手として英メディアが香川を紹介
欧州主要リーグの今夏の移籍市場が、10月5日に閉幕した。これによりクラブに所属している選手は、他クラブへ移籍することができなくなったが、契約切れの選手は獲得することができる。先日、スペイン2部サラゴサとの契約を解除した日本代表MF香川真司をはじめ、フリートランスファー(移籍金ゼロ)で獲得できる選手たちを、英メディア「GIVE ME SPORT」が紹介している。
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ビッグクラブに加入する選手の移籍金は年々高額になっているが、一方で契約満了となったビッグネームが移籍金ゼロで新天地へ移るケースもある。「GIVE ME SPORT」は現在無所属となっている10人をリストアップ。そのなかには先日、サラゴサを退団した香川の名前もあった。
記事では香川について「アタッキングサードで、もう少しの創造性と知恵を加えたいのであれば、中央のエリアでプレーできる香川以上の選手は多くない」と紹介。さらに「日本代表として驚異的な97キャップを保持し、昨季はサラゴサで26試合4得点2アシストという数字を記録した。この数字は突出したものではないが、英国のフットボールで堅実な選手になりえる存在としては悪くない。彼は間違いなく、契約する価値のある選手だ」と伝えている。
香川以外では、今年7月にカタールのアル・ドゥハイルとの契約を解除した34歳の元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ、昨季はバジャドリードでプレーした33歳の元フランス代表FWハテム・ベン・アルファ、今年3月にトルコのトラブゾンスポルと契約解消した31歳の元イングランド代表FWダニエル・スターリッジといった30代のベテランのほか、ワトフォードとの契約を解除した29歳の元イングランド代表FWダニー・ウェルベック、ウェストハムを退団した28歳の元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーなども名を連ねている。
新型コロナウイルスの影響で、例年とは異なり夏の移籍市場閉幕が10月にずれ込んだ今シーズン。香川ら実力者たちがどこに新天地を求めるのか、その動向から目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)