「サッカー史上最大の裏切り」 メッシの退団希望に海外記者が痛烈批判「沈みかけの船から…」
スペイン人記者のアギーレ氏が主張 バルセロナから「今は去るべきでない」
スペイン人記者で、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの友人でもあるエドゥ・アギーレ氏が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのバルセロナ退団騒動に言及。「サッカー史上最大の裏切り」と、今夏の退団希望を申し出たメッシを痛烈に批判した。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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2019-20シーズンはリーグ3連覇を目指していたバルセロナだが、新型コロナウイルスによる中断期間後にライバルのレアル・マドリードに首位を譲り、そのまま巻き返せずに2位フィニッシュ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)もベスト8敗退を喫し、12年ぶりに無冠でシーズンを終えた。
その後、キケ・セティエン監督を解任し、新たにオランダ代表を率いていたロナルド・クーマン氏を指揮官に迎えて立て直そうとした矢先、下部組織時代から約20年にわたりバルサ一筋の絶対的エースであるメッシが退団の意向を示したと報じられ、世界中に衝撃が走っている。
そんななか、アギーレ氏はスペインのテレビ番組「エル・チリンギート・デ・フゴーネス」のインタビューで、このタイミングでのメッシの決断はクラブに対する“裏切り行為”であると主張した。
「私からしてみれば、メッシはサッカー史上最大の裏切りを犯している。バルセロナのファンはそれを受けるに値しない。レオ・メッシは記者会見を開き、『私には思い出があり、このクラブが自分のためにあると分かっているのでここに残る』と言うべきだ。メッシは沈みかけの船から飛び降りようとしている。今は去るべきでない」
このアギーレ氏の「サッカー史上最大の裏切り」というフレーズは、ツイッターのスペイン語版でトレンド1位を記録。世界のサッカー界で最大の関心事となっているメッシの去就だけに、大きな反響を呼んでいるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)