右SBから左にシフト! インテル長友がパレルモ戦で万能性示し、3-1勝利に貢献

リーグ戦2試合ぶりの先発フル出場

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、6日に本拠地サンシーロでパレルモ戦に臨んだ。インテルは前半に2点を先行すると、3-1で勝利。右サイドバックでスタメン出場した長友は、前半途中に左サイドバックにポジションを移す万能性を示し、フル出場している。

 インテルはミッドウィークのイタリア杯準決勝第2戦のユベントス戦で、0-3で敗れた第1戦のビハインドを挽回する3-0の勝利で90分間を終え、延長戦に突入。最終的にPK戦までもつれ込んだ死闘の末に惜敗していた。そこからコンディション、メンタルの両面での回復が不安視されたが、イタリア王者のユベントスを圧倒したことで取り戻した自信が大きく感じられる立ち上がりを見せた。

 前半11分、インテルは早くも先制点を奪う。ゴール前中央でMFアデム・リャイッチが右方向にドリブルして相手を振り切ると、一気に腰をひねってゴール左サイドを狙ったシュートを放つ。ゴールポストの内側に当たりながらゴールに吸い込まれ、1-0と先制に成功した。

 さらに23分、右サイドでFWロドリゴ・パラシオが相手と1対2の状況になったところで、長友が一気にオーバーラップ。これによって相手DF2人の間が空き、そこを通すクロスをパラシオが中央へ送った。そのボールに飛び込んだのはFWマウロ・イカルディ。体を投げ出しながら放ったシュートが決まり、2-0とリードを広げた。

 

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