C大阪、グループ首位通過に前進も…「想定外」の苦戦と指揮官吐露 「大いに苦しんだ」

C大阪のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督【写真:小林 靖】
C大阪のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督【写真:小林 靖】

浦和がペースを掴んで試合を進めたものの、終盤の得点でC大阪が勝利

 セレッソ大阪は5日のルヴァン杯グループステージ第2節で浦和レッズに1-0で勝利し、準々決勝への進出に前進したものの、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の苦しい表情が試合内容を物語っていた。

 C大阪は試合開始直後にDF木本恭生が負傷交代するアクシデント。試合後にロティーナ監督は「ネガティブなのは、重要な選手が怪我をしてしまったこと。筋肉の問題」と頭を抱えた。そして、試合内容も苦しいものとなり、ロティーナ監督は「想定外」という言葉を口にした。

「大いに苦しんだ試合。浦和が良いプレスをかけてきて、守備に回らされてしまった。彼らが多くのチャンスを作り、私たちのチャンスは多くなかった。その前のところのプレーで苦しんだ。これだけ押し込まれたのは想定外。もっと自分たちがボールを持ってプレーできると思った。サッカーで一番良いディフェンスはボールを持つこと。その間に相手はゴールを脅かすことができない。浦和が良いプレスをかけ、私たちはその前で簡単に(ボールを)失った。あれだけ失うと自分たちのプレーを継続するのは難しい」

 その言葉が示すように、C大阪が浦和ゴール前に攻め込んだ回数は数えるほどだった。最終的に後半37分のゴールが決勝点となったが、効率的にゲームを運んだというよりは、苦しんだ末に起死回生の1ゴールを奪ったという感覚が指揮官にはあったようだ。

 スタメン出場した浦和のFW武藤雄樹が「例えば、セレッソがゴールキックをつなぐとスカウティングしていたので、それをカットするところなど狙いは出せた」と話したように、事前の準備をピッチに反映するという点では浦和のほうが上回った部分が多かった。

 一方で、浦和はそれをスコアにつなげることができていない。大槻毅監督も「アウェーに乗り込んでしっかりゲームを進め、最後のところをこじ開けることを90分間狙ったが、それが叶わなかった。難しい試合だったという感想。狙っていたことを表現する回数が多かったが、最終的なところにつなげられなかったのが残念」と、良い内容を結果につなげられなかったことを悔やんだ。

 サッカーはゴールの数を争う競技だということが改めて強調されることになったゲームとなった。C大阪はこの結果、次節のベガルタ仙台戦で引き分け以上の結果を出せば首位で準々決勝へ進出する。浦和は仙台の4点差以内の勝利で首位通過となり、それ以外の場合は他のグループの2位チームがどのような成績で終わるかを待つことになった。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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