爆買いの元祖、チェルシーの石油王が動いた! 来季新監督に202億円の補強資金をプレゼント

後任最有力はコンテ監督 ビダルとストーンズ獲得に動くか

 今季は一時降格圏に沈むなど、暗いトンネルをさまよったチェルシーは一大改革の準備を進めている。”石油王”としても知られるロマン・アブラモビッチ会長は、来季の補強費として200億円超とも言われる資金を用意しているという。英地元紙「サン」が報じている。

 昨季リーグとリーグカップの二冠を達成し、意気揚々と新シーズンに乗り込んだチェルシーだったが、今季は開幕から不振が続き、一時は降格圏に沈んだ。26節を終えて12位と巻き返したが、リーグタイトルの望みは薄い状況となった。昨年12月にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、フース・ヒディンク監督が今季終了まで暫定指揮官に就任している。

 クラブは改革の第一歩として、実績ある名将の招聘に動いている。ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督や、アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督ら、いずれ劣らぬ手腕と実績を持つ人物が候補に名を連ねている。その中で、現在新監督のポールポジションにいるのは現イタリア代表のアントニオ・コンテ監督と言われている。

 レポートによれば、新監督にはアブラモビッチ会長から1億3000万ポンド(約202億円)もの補強費が用意されるという。その莫大な資金で新たに4人ほど、スター獲得を希望しているようだ。新戦力の獲得候補リストで、上位に名を連ねるのはユベントスでコンテ監督の指導を受けたチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(バイエルン・ミュンヘン)と、昨夏も数回に渡るオファーを出しているイングランド代表DFジョン・ストーンズ(エバートン)の2人だという。

 

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