積極補強のチェルシー、”110億円”21歳MFも獲得目指す 資金獲得へ6選手の売却を視野

レバークーゼンで活躍するFWカイ・ハフェルツ【写真:Getty Images】
レバークーゼンで活躍するFWカイ・ハフェルツ【写真:Getty Images】

レバークーゼンのドイツ代表MFカイ・ハフェルツ獲得を目指すと英報道

 今夏にRBライプツィヒからドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを補強したチェルシーは、さらにレバークーゼンからドイツ代表MFカイ・ハフェルツ獲得の動きも見せている。英紙「デイリー・エクスプレス」は100億円を超えるというハフェルツの獲得資金を捻出するため、6選手の放出を準備していると報じた。

 新型コロナウイルスの感染拡大により夏の移籍市場は全体的に規模の縮小来が予想されている。そうしたなかで、積極的に動いているのがチェルシーだ。2月の時点でアヤックスからモロッコ代表FWハキム・ツィエクとの契約をかわすと、先月にはブンデスリーガでゴールを量産していたRBライプツィヒのヴェルナーの獲得も発表した。

 ツィエクに4000万ユーロ(約49億円)、ヴェルナーに5000万ユーロ(約61億円)と多額の投資を行っているチェルシーだが、さらにレバークーゼンの注目選手、21歳のハフェルツの獲得にも乗り出す構えだ。その移籍金は9000万ユーロ(約110億円)といわれており、さすがに選手売却による資金の捻出が必要となる。

 「デイリー・エクスプレス」紙によれば、チェルシーは6選手の売却を視野に入れているという。左サイドバックのスペイン代表DFマルコス・アロンソを筆頭に、ベルギー代表FWミシー・バチュアイ、フランス代表MFティエムエ・バカヨコ、元U-23ブラジル代表MFケネディ、イングランド代表MFダニー・ドリンクウォーター、そしてすでにインテル行きの噂が浮上しているイタリア代表DFエメルソン・パルミエリまでの6人が放出候補として挙がっている。

 将来有望なハフェルツを次なるトップターゲットと定めたチェルシー。来る新シーズンに向けて、戦力の大刷新が行われる可能性がありそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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