呪われた赤い悪魔… マンUが守護神デ・ヘア故障でプレミア最多13人離脱の悪夢

ミッティラン戦開始直前にGKが膝を負傷

 今季不振にあえぐマンチェスター・ユナイテッドは、18日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)ミッティラン戦前のウォーミングアップで守護神のGKダビド・デ・ヘアが負傷したことを受け、故障による離脱者が13人にも及ぶ異常事態に突入した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 デ・ヘアは、ミッティラン戦直前のシュート練習の際に膝を負傷し、急きょ欠場が決定。ユナイテッドに激震が走った。13日のサンダーランド戦では主将のFWウェイン・ルーニーが負傷し、全治6週間と診断されており、チームの核を担う選手を立て続けに失った。

 これでユナイテッドの負傷離脱者は全部で13人となった。昨年9月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)PSV戦で右足を骨折し、長期離脱中のイングランド代表DFルーク・ショーをはじめ、DFマッテオ・ダルミアン、DFキャメロン・ボースウィック=ジャクソン、DFマルコス・ロホ、DFフィル・ジョーンズ、DFギジェルモ・バレラ、そしてサイドバックをこなせるサイドアタッカーのMFアントニオ・バレンシアとMFアシュリー・ヤングも負傷者リストに名を連ねている。最後の砦であるデ・ヘアも不在となり、特にサイドバックを中心に守備陣は壊滅状態となった。

 

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