ジョン・カビラ氏の復帰を祝福するため、国際電話でのゲスト出演を快諾

　昨季限りで現役引退したサッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、粋な計らいで金曜日の朝を盛り上げた。のどのポリープ除去手術で療養していたキャスターのジョン・カビラ氏が12日放送のJ-WAVE「JK RADIO TOKYO UNITED」に1カ月半ぶりに復帰したが、サプライズゲストで登場。番組を盛り上げた。

　新型コロナウイルスの海外状況についての番組コーナー「Tokyo Crossing」で、カビラ氏は「サンパウロのタナカ・フジオさんです」と紹介した。

「よろしくお願いします。タナカはタナカですが、フジオさんではないです。タナカ・マルクス・トゥーリオです」と闘莉王氏は軽妙にネタバレすると、カビラ氏は「えー！」と絶叫すると、しばし呆然。「闘莉王さん、全身の毛、足の毛まで立ってます！」とサプライズゲストの登場に衝撃を受けていた。

　昨年12月に都内で行われた引退記者会見。闘莉王氏たっての願いで、サッカー中継で共演していたカビラ氏が急遽司会を務めた経緯があった。ブラジルから国際電話でサプライズゲストのオファーを快諾した闘将にとっては、恩返しだった。

　コーナーではブラジルで牧場経営など実業家として活躍しながら、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」で現地の日々を伝えている近況も伝えながら、ブラジル国内の状況をレポートした闘莉王氏。

「びっくりサプライズです。確かにブラジル・サンパウロですよ。元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王さん。ジョン・カビラ、120パーセント担がれました！」とカビラ氏は最後まで驚きっぱなし。闘将は地球の裏から恩人の復帰を祝福していた。