メッシ、C・ロナウドの二強時代に終止符! 今季のネイマールが数値で示す凄みとは

圧倒的な決定機創出数 バルサの総得点の45%に関与

 世界最高のアタッカーはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシか、それともポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドか。FIFA年間最優秀選手(バロンドール)を分け合ってきた2人のどちらが上なのか、リーガ・エスパニョーラのみならず、世界中のフットボールファンで大きなテーマとなってきた。しかし、バルセロナの「MSN」の一翼を担うブラジル代表FWネイマールが、今季は数字上でも2大巨頭を抑えてリーガ最強アタッカーの座に躍り出ている。スペイン地元紙「スポルト」が、「数値ではネイマールが最も攻撃力を誇るアタッカーと証明している」と特集している。

 記事によると、ネイマールは23節時点(バルセロナは1試合未消化)で19試合に出場し、決定機を69回創出している。1試合平均で3.6回という決定機の数は、ロナウドやレアルのフランス代表FWカリム・ベンゼマをはるかに上回るだけでなく、相棒のメッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレスをも上回る数字であるとレポートされている。

 今季16ゴールのネイマールは、得点ランキングでリーグ4位に位置している。スアレスの20ゴールを筆頭に、ロナウドとベンゼマの19ゴールに次ぐ成績だが、アシスト数では3人を上回る「9」を記録している。今季バルセロナが挙げている56ゴールのうち、25ゴールにネイマールが絡んでおり、総得点数の44.6%に関与していることになる。

 

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