レアルMFハメスが“禁断の移籍”へ 現地紙が指摘「すでに80%はアトレティコの選手」

ハメス・ロドリゲスがレアルからアトレティコへの禁断移籍か【写真:Getty Images】
ハメス・ロドリゲスがレアルからアトレティコへの禁断移籍か【写真:Getty Images】

「12月までに話をまとめられなければフリーエージェントになる」とボネット記者が指摘

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、今後もマドリードに残ることになるかもしれない。ただし、所属クラブはレアルからアトレティコに変わる“禁断の移籍”に発展するのではないか、とスペイン紙「AS」が報じている。

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 今季バイエルンからレアルに復帰したハメスだが、ジネディーヌ・ジダン監督の下では十分な出場時間(リーグ戦7試合で通算341分間プレー)を得られていない。レアルはハメスを売却することで、新たな選手を獲得するための資金を得るプランを描いているという。

 プレミアリーグを中心に複数のクラブが獲得を目指しているが、現時点ではアトレティコが最有力のいるようだ。コロンビア人のハビエル・エルナンデス・ボネット記者は、クラブ間交渉が順調に進んでおり、ハメスについて「すでに80%はアトレティコの選手と考えられる」とスペインのラジオ番組『Blu Radio』で語った。

「もし、レアル・マドリードが資金を得たいと考えるのであれば、彼らは交渉をまとめる必要がある。今から12月までの間に話をまとめることができなければ、ハメスはフリーエージェント(移籍金ゼロで他クラブと契約可能)になる。レアルは、ハメスのためにドアを開くべきだ。バイエルンへの移籍について教えてくれた人物と同じ人物が、『交渉の80%は終わっている』と、話していたよ」

 エルナンデス記者によると、ハメスはスポーツの観点でも、個人の観点でも、この移籍について納得をしているという。今季のハメスはわずか13試合の出場にとどまり、先発出場はそのうち8試合、1得点1アシストと成績も物足りない。最後に出場したリーグ戦は昨年10月10日まで遡らなければならない。

 外出規制の緩和に伴い、レアルでの練習を再開したハメスだが、現在のチームメイトたちと一緒に汗を流す時間はそんなに長くないのかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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