「僕は救世主ではない」 イニエスタ、母国での寄付に言及「大切な仕事をしているのは…」

神戸MFイニエスタが母国での寄付に言及【写真:高橋学】
神戸MFイニエスタが母国での寄付に言及【写真:高橋学】

スペイン紙のインタビューで医療従事者へのリスペクト、良心の重要性を語る

 J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、母国スペイン紙「マルカ」のオンラインでのロングインタビューに応えている。スペインを始めとした各国で感染拡大が止まらない新型コロナウイルスについての懸念を示しつつ、自身の寄付活動について語った。

「ここ数週間、プロフェッショナルとしても一個人としても、奇妙な時期を過ごしている。日が経つことですべてが正常になり、すべてが良い方向へと進むことを願っている」

 イニエスタは「マルカ」紙に対して、新型コロナウイルスによって中断を強いられている日常を明かしている。Jリーグはもちろんヨーロッパ各国リーグが無期限の延期となっている現状について、今は受け入れるしかないことをこうも話している。

「間違いなく、僕たちはこの経験の後、今までと同じような明日を迎えることはできないだろう。そこにはいろいろな意味がある。私たちは常に最悪の状況や強さを得てきた。物事の違った見方をさせてくれたり、何が本当に重要なのかを分からせてくれたりするね。今起きていることは個人の問題ではなく、連帯した人としての強さを気付かせてくれる。ただ、残念ながらそれは多くの尊い命が失われたから起きたことだ」

 このように話すイニエスタだが、愛する地元への支援にも動いている。故郷アルバセテの医療施設に対してベッドやマスク2000枚を寄付するなど率先して行動しているが「僕は救世主ではない。大切な仕事をしているのは最前線で戦っているプロの皆さんで、僕たち全員が協力して、彼らの仕事をより良くすることに貢献することだ。重要なのは、寄付をしたか否ではなく、明確な良心を持つこと」だと語っている。

 誠実な人柄で知られるイニエスタ。スペインでは新型コロナウイルスでの死者が2万人を超えるなど厳しい状況が続くが、名手の思いは母国へと伝わるはずだ。

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(Football ZONE web編集部)

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