プレミア100試合出場を22歳で達成した男 視界に捉えた「イングランド史上最高」の称号 

バークリーの活躍を指揮官も絶賛

 エバートンのMFロス・バークリーが、3日に行われたプレミアリーグ第24節ニューカッスル戦でリーグ100試合出場を達成。ロベルト・マルティネス監督は、22歳の若さで成し遂げた偉業を絶賛した。クラブ公式サイトが伝えている。

 この日のエバートンは、バークリーが後半43分と、後半アディショナルタイムに決めたPKを含め、3-0でニューカッスルに快勝。指揮官は記念すべきプレミア出場100試合目を、自らのゴールで飾ったバークリーへの賛辞を惜しまなかった。

「彼の年齢を考えると、プレミアリーグ100試合出場というのは並外れた偉業だ。1、2シーズン前までは、彼は壮大な才能を秘めた期待の若者だった。しかし、彼が今日示したものは、若さにとどまるものではない、そう、まさにチームを引っ張るエースのような存在だった。彼は今、別次元のレベルに足を踏み出しているところだ。私は彼が、ただの才能豊かな選手でキャリアを終えるとは思っていない。エバートンというクラブを代表する、とてつもない存在になるはずだ」

 これまでエバートンは、FWウェイン・ルーニー(現マンチェスター・ユナイテッド)など、イングランドを象徴するスターを輩出してきた。いまや22歳の若さで代表の中盤をもけん引する存在にまで成長したバークリーの目には、「イングランド史上最高の選手」という称号が映っているのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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