ファンの要望に応えてプレー動画公開、2008年長野戦で披露した絶妙アシストに再脚光

　なでしこリーグ（日本女子サッカーリーグ）1部のINAC神戸レオネッサに所属するMF仲田歩夢がファンの要望に応えて、「なかなか蹴ることのないFKの映像」を公開し、「中村俊輔クラス」と称賛の声が上がっている。

　なでしこリーグは新型コロナウイルス感染拡大を受けて、3月21日のシーズン開幕が延期となっている。INACは拡大防止策の一環として各カテゴリーの活動休止を決断し、トップチームは今月4日から5月6日までとなっている。

　そんななか、「ボール蹴ってるところがみたい！というご意見を沢山いただいたので、、」と公式インスタグラムを更新したのが仲田だ。「なかなか蹴ることのないFKの映像を」と記し、1本の映像を添付している。

　映像は2018年10月13日のなでしこリーグ第15節・AC長野パルセイロ戦のワンシーンだ。本拠地ノエビアスタジアムでINACが4-0と快勝した一戦で、先発出場した仲田が魅せた。1-0とリードして迎えた前半20分、INACが敵陣右サイドでFKを獲得。このキッカーを務めたのが仲田だ。左足からゴール前へ絶妙なクロスボールを送ると、MF杉田妃和が合わせて追加点を奪った。

　仲田は「なにより、ひなの相手を剥がす動きとヘディングが素晴らしいです！！！」と杉田の巧みな動きとシュートを絶賛。その一方、ハッシュタグで「#なにが嬉しいって #りこといちばんにハイタッチ」と続け、DF牛島理子との歓喜タッチも振り返っている。

　このプレー映像に「ドンピシャ」「ナイスアシスト」「優しいボール」「中村俊輔クラス」「完璧なフリーキック」など賛辞の言葉が相次いでおり、シーズン開幕への期待感が一層強まっている。