リバプールの56億円ストライカーがクラブ史に残る補強失敗に!? クロップ政権でベンチ要員に

クロップ流に適応できないベルギー代表の長身FWベンテケ

 今季開幕前に3250万ポンド(約56億円)という高額移籍金でリバプールに加入したFWクリスティアン・ベンテケだが、現在はベンチが定位置となっている。英地元メディアでは、このベルギー代表FWが「第2のアンディ・キャロル」になるのでは、と懸念されている。英地元紙「ミラー」が報じている。

 ベンテケは2012年に母国ゲンクからアストン・ビラに加入。以来3シーズン連続で二桁得点(19点、10点、13点)を記録して評価を急上昇させた。そして、ブレンダン・ロジャース前監督に求められ、昨夏に待望のビッグクラブ移籍を果たした。

 リバプールでは新エースとして期待をかけられたが、ここまでリーグ戦21試合6得点。特にユルゲン・クロップ監督就任後はベンチが定位置となり、セカンドストライカーが本職のブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに1トップのレギュラーを奪われていた。

 記事では「ユルゲン・クロップはクリスティアン・ベンテケを明らかに評価していない。3250万ポンドの男は傷心しているに違いない」として、ベンテケの不遇について伝えている。その要因としてチーム戦術にフィットしていないことが挙げられている。身長190センチを誇るベンテケはサイドからのクロスやロングボールを使う戦術で生きるタイプで、前線から豊富な運動量でプレッシングをかけていくクロップ流とマッチしていないという。

 

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