刑務所内でフットサル試合、映像が再び流出　ゴールシーンに続き圧巻スキルが話題に

　元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は偽造パスポート所持によってパラグアイの警察に逮捕されたなか、刑務所でフットサルに興じるプレー動画が話題となった。そして再び映像が流出。今度は“回転ノールックヒールパス”の圧巻スキルが反響を呼んでおり、海外メディアは「魔法をかけた」「途方もない名手！」と絶賛している。

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　ロナウジーニョ氏は、今月4日にパラグアイで行われたチャリティーイベントに参加。しかし、パラグアイ国籍の偽造パスポート所持により、兄のアシス氏とともに地元警察に逮捕された。一旦釈放されたが、出国の恐れがあることから再び拘束されており、現在はパラグアイの刑務所に身を移している。

　収容先の刑務所で12日にフットサル大会が行われ、そこで輝きを放ったのがロナウジーニョ氏だ。バルセロナやブラジル代表で輝きを見せた天才アタッカーが緊急参戦し、5ゴール6アシストと全ゴールに絡む活躍を見せ、11-2で完勝したという。

　海外メディアがロナウジーニョ氏の「刑務所デビュー戦」ゴール映像を公開して話題を呼んだが、今度は卓越したスキル映像が流出したようだ。アルゼンチンメディア「TyC Sports」公式ツイッターが1本の動画を公開し、「ロナウジーニョが刑務所でプレーした試合で魔法をかけた」と伝えている。

　映像では、白のタンクトップ姿のロナウジーニョ氏が登場。試合途中の様子を捉えており、パスを受けた天才アタッカーは軽やかなステップでボールをコントロールすると、直後に回転しながら意表を突くノールック右足ヒールパスを披露した。

　海外メディア「SoyReferee」も、「パラグアイの刑務所で囚人とサッカーをしているロナウジーニョの魔法はまだ健在…途方もない名手！」と絶賛。39歳の今も衰えていないテクニックに衝撃を受けた模様だ。

　ロナウジーニョ氏の拘束期間は、最大6カ月に及ぶ可能性が報じられている。獄中生活はしばらく続きそうな気配だが、鮮やかなボールタッチ映像はスターの面影を映し出していた。