偽造パスポート使用の疑いで滞在先のパラグアイで逮捕、証言時の移動シーンに注目

　元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は、偽造パスポート使用により滞在先のパラグアイで逮捕さたなか、裁判所で証言する際の移動シーンに注目が集まっている。両手に手錠をつながれ、神妙な面持ちで歩くかつてのスーパースターの映像に「衝撃的」「手錠をかけられた」と海外メディアで反響が広がっている。

　かつてバルセロナやブラジル代表で活躍したロナウジーニョ氏は、チャリティーイベント参加のため4日パラグアイへ入国。首都アスンシオン滞在時、偽造パスポートによる入国の疑いで兄のアシス氏とともに逮捕された。

　アルゼンチンメディア「infobae」は「手錠と警備員：ロナウジーニョは裁判官の前で証言するために入った」と記し、裁判所に入る際の映像と写真を公開。手錠をかけられたロナウジーニョ氏が移動し、ピンクの布で両手が隠されているワンシーンを紹介している。また米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」公式ツイッターも「衝撃的な画像だ」と驚きを露わにしている。

　ロナウジーニョ氏の釈放は認められず、逃亡および釈放後の引き渡し拒否の恐れがあるという検察の請求を受け、引き続き拘束されることが決定したとブラジルメディアなどが一斉に伝えた。

　かつてピッチ上で眩き輝きを放ったスーパースターの凋落ぶりに、世界中が注目を寄せている。