J1王者横浜FMが開幕黒星スタート G大阪は遠藤に花を添える9年ぶり開幕戦勝利

倉田の先制点などでG大阪が初戦勝利【写真:高橋学】
倉田の先制点などでG大阪が初戦勝利【写真:高橋学】

ホームで迎えた一戦に1-2で完敗…G大阪は遠藤に贈る白星

 昨季のJ1王者横浜F・マリノスが23日、ホームで迎えたガンバ大阪との開幕戦に1-2で敗れた。前半6分にG大阪の元日本代表MF倉田秋に先制点を献上すると、同34分には今季から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)制度により、オフサイドの判定が覆って追加点を許した。一方のG大阪は、40歳のプロ23年目MF遠藤保仁がJ1通算最多タイとなる631試合出場を達成した一戦で9年ぶり開幕戦勝利を手にした。

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 序盤からG大阪が果敢に攻めた。前線からハイプレスをかけ、横浜FMを押し込んでいく。すると、前半6分に相手GK朴一圭が弾いたこぼれ球をMF矢島慎也が拾い、倉田へ。倉田がワンタッチで決めて先制点を挙げた。

 さらに前半34分にはVARが発動する。G大阪のGK東口順昭から前線へのフィードに左サイドの倉田が抜け出して反応した。倉田からの折り返しに走り込んだMF矢島慎也が決めるも、副審が旗を上げてオフサイドの判定。倉田の飛び出しに対しての判定だったが、VARでの映像確認によりオンサイドと認められ、判定が覆った。

 一方の王者・横浜FMはG大阪のプレスに苦戦。決定機を迎えつつも枠を捉えられず、ゴールが遠かった。だが、後半9分にMFマルコス・ジュニオールが鮮やかな弾道のシュートを決めて1点差に。それでも、あと1点が遠かった。

 この一戦でG大阪MF遠藤保仁J1最多タイとなる通算631試合出場を達成。2018年限りで現役を引退した元日本代表GK楢崎正剛(名古屋グランパス)に並んだ。先発にも名を連ね、自身が持つ最多の21年連続開幕スタメンの記録も更新した。鉄人の節目に10年のセレッソ大阪戦(2-1)以来、9年ぶりの開幕戦勝利で花を添えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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