「可能なのか?」 イタリア得点王のボレー弾に絶賛「驚愕の技術、パワー、正確性」
吉田加入のサンプドリア、エースFWが決めた圧巻の一撃に現地メディアも衝撃
サウサンプトンから日本代表DF吉田麻也を獲得したイタリア1部サンプドリアは、現地時間3日の第22節でナポリと対戦し、2-4で敗れた。吉田が欠場した一戦で、昨季36歳にしてセリエA得点王に輝いたサンプドリアFWファビオ・クアリアレッラの驚愕ボレー弾に称賛が集まり、「これは可能なのか?」「驚愕の技術、パワー、正確性」と驚きが広がっている。
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移籍市場最終日の1月31日に吉田が加入したサンプドリアは本拠地で強豪ナポリを迎え撃った。前半3分と同16分に連続被弾し、2点ビハインドのサンプドリアだったが、ここでエースFWが輝きを放つ。
前半26分、スウェーデン代表MFアルビン・エクダルが敵陣中央からペナルティーエリア前にクロスボールを供給。相手の最終ラインが揃うなか、一瞬の動きでマークを外したクアリアレッラが戻りながら右足を豪快に振り抜き、強烈なボレーシュートを突き刺した。
2018-19シーズンにセリエA新記録の11試合連続ゴールを決め、26ゴールで自身初の得点王に輝いたクアリアレッラ。昨年3月には3年半ぶりにイタリア代表に復帰してゴールも叩き込み、36歳54日でイタリア代表最年長弾もマークした。
現在37歳となったベテランFWの驚愕ゴールを海外メディアも絶賛。英メディア「caughtoffside」は「驚愕の技術、パワー、正確性を備えたボレーを放ち、GKに阻まれることなく隅に飛んだ」と伝えている。またイタリアメディア「calcionapoli24.i」は「これは可能なのか?」と驚きを露わにしつつ、「信じられない」と手放しで称賛している。
試合はサンプドリアが後半途中に一度追いつくも、終盤の2失点で2-4と敗戦。ホームで今季12敗目を喫し、降格圏の18位と勝ち点4差の16位と苦戦が続くが、エースFWの鮮やかなゴールは注目の的となっている。