札幌MFチャナティップにリーガ移籍の可能性浮上 海外報道「チャンスがあるなら挑戦したい」
代理人がリーガのクラブからオファーを受けたと明らかにしたと語る
2020年に入ってヨーロッパ各国リーグの冬の移籍市場がオープンし、すでに日本代表MF南野拓実(ザルツブルク→リバプール)、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー→ACミラン)の加入が決まっている。そのなかで、北海道コンサドーレ札幌所属のタイ代表MFチャナティップにも欧州進出のチャンスが巡ってきているようだ。
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元タイ代表のレジェンドであるFWピヤポン・ピウオン氏が展開する公式YouTubeのインタビューをチャナティップが受け、その内容を衛星放送「FOXスポーツ」アジア版などが報じられている。それによると、チャナティップの代理人はリーガ・エスパニョーラのクラブから加入のオファーを受けたことを明らかにしたのだという。
オファーを受けたクラブについて明記されていないが、もしチャナティップのスペイン行きが決まれば、2018年にサンフレッチェ広島に所属経験があるタイ代表FWティーラシン以来、同国にとって2人目のリーガ挑戦(ティーラシンは2014-15シーズンにアルメリアに期限付き移籍)となる。
2017年7月から札幌に加わったチャナティップは、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下でアタッカーとしての才能が開花。78試合で13得点11アシストをマークし、2018年シーズンにはJリーグベストイレブンにも選出された。チャナティップは「チャンスがあるなら挑戦したいが、そうでなければコンサドーレで成功したい」という意向を持っているようだ。
Jリーグを経由してヨーロッパで花開いた外国籍選手と言えば、元韓国代表MFパク・チソン(京都→PSV、マンチェスター・ユナイテッドなど)や元ブラジル代表FWフッキ(東京V、札幌、川崎→ポルトなど。現・上海上港)らがいるが、果たしてチャナティップもその先人たちに次ぐ道を歩むのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)